カテゴリー
年月アーカイブ
伊勢から大分 東京 3泊4日の旅
2015年10月28日(水)
柏木白光先生から、「薬師瑠璃経が完成したよ」 と、いう連絡を受け、輸送に携わってきました。
代表は先生の専属表具師でもある為、このような役割も担っております。
それぞれの位置関係ですが、おみくじ工房は三重県の伊勢市です。
柏木白光先生の工房は、大分県の中津市です。
納入先の安養院様は、東京都板橋区です。
作品のサイズは、高さ220cm×巾80cm×厚さ2.5cmが4枚です。
10月の初旬、白光先生が伊勢に来られた際、
「作品の梱包と輸送をどうすれば良いか判らない」と困っておられたので、私が手を挙げたのですが、
大分でレンタカーを借りて、東京で乗り捨てるという当初の目論見が外れ、
伊勢・・・大分・・・東京・・・伊勢 へと、全て車で移動する事に・・・・・・・・・・。 辛そう・・・・。
そこで考えたのが、途中の 大阪・・・大分 この間だけでも、楽する方法
そう! サンフラワーというフェリーを使う事。
夜7時に大阪の南港を出港すると、翌朝7時に大分の別府に到着します。
今回はツーリストベッド(12名 相部屋)というクラスを利用。
1つの部屋の両側に2段ベッドがあって、カーテンでプライベートを確保できるタイプ
夕食の弁当と焼酎とおつまみ、パソコンの中には好きな映画を数本用意し、乗り込みました。
翌朝7時には、大分の別府港 (硫黄の匂いが漂い、さすが温泉地)
フェリーから降り、いざ中津へ・・・・。
速見インターから高速に乗ろうとすると 「宇佐 40分」の文字が・・・。
「近い」
折角なので、宇佐神宮さんへ参拝する事に
理由は判らないのですが、涙がこぼれてしまい、
「 前世は、この地に居たのかなぁ? 」 などとも思い、感動しておりました。
宇佐神宮さんを後にして、中津市の柏木白光先生のご自宅兼工房へ
工房には、さすが書道家という文房四宝が・・・。
今回のお手伝いは、薬師瑠璃経「正式名称は薬師琉璃光如来本願功徳経」の屏風4枚を
車で東京まで運ぶこと。
先生と話をしてると、楽しすぎて時間を忘れてしまいそうになる。
やばい。やばい。
ちなみに作品の製作風景はこちら
製作期間中の3か月間は、命を削っていると言っても過言ではないほどで
完成直後は、憔悴しておられましたが、おじゃました際にはすっかりお元気になっておられて一安心。
帰りには、「九州の人間は、芋しか飲まないから」と、
たくさんの麦と米と梅(当然 お酒)を持たせて頂き、露地物の大きなカボスまで頂きました。
それでは、別府経由で、いざ出発!(別府で、温泉に入る時間は計算済み)
温泉につかって、フェリーに乗って爆睡して、朝起きて、大阪の南港に到着
朝7時にフェリーから降りると、高速走って、8時頃 天理の石上神宮様へ参拝して、
またまた高速走って、10時には伊勢湾岸道の刈谷パーキングエリア
速い 大阪・・・大分 のフェリーが何とありがたい事か。
この時点では、全然疲れてない。 むしろ別府の温泉でリフレッシュ
しかし、ここからが長い。遠い。
東京までの往復。しかも到着時間が指定。 午後3時半には東京の板橋区に着かなくては・・・。
で、路面の状態も考慮して新東名を走り、3号渋谷線の渋滞につかまりながら、無事納品。
(本来であれば、ここに安養院様の写真を掲載するのですが、工事中でしたので写真が撮れませんでした。
11月初旬の落慶法要後に写真を加えます)
翌日は、疲れてすぐ眠くなる体に鞭打っての復路。
静岡県って、何Kmあるんだろう。
朝11時頃に東京の大井町を出発し、途中2回ほど仮眠を取り、
夜9時半頃、事故る事なく伊勢に到着。
この日は疲れた。 写真を撮る余裕もなかった。。。。。。。。眠い。。。。。。。
下記にざっとまとめます。
10月21日 伊勢から大阪へ
大阪から大分県別府港へ ( 船中泊 )
10月22日 別府港から柏木白光先生の自宅兼工房(中津市)へ
作品の梱包と積み込み
柏木白光先生の自宅兼工房(中津市)から別府港へ
別府から大阪南港へ( 船中泊 )
10月23日 大阪南港から、阪神高速・・西名阪・・東名阪・・伊勢湾岸道・・東名・・新東名・・東名・・首都高
安養院様(東京都板橋区) 午後3時40分到着
無事納品できたことを祝って酒盛り、そして爆睡
10月24日 朝11時に大井町を出発
湾岸高速・・横浜・・保土ヶ谷バイパス・・東名・・新東名・・東名・・伊勢湾岸・・伊勢道
午後9時半に伊勢に到着